生理・性交・性感染症

アフターピルについて【徹底解説】します!

アフターピル(緊急避妊薬)について

アフターピル(緊急避妊薬)とは

性交後、72時間以内にできる唯一の避妊方法です。
避妊なしの性交やコンドームが破けてしまった、そんな緊急時の最後の避妊方法です。
※72時間以内に飲んだとしても、避妊率100%ではありません。

日本では、アフターピルを薬局で買うことはできません。入手するには、病院やクリニックを受診して処方してもらうか、オンライン診療を受けて郵送してもらわなければなりません。※2021年から市販で販売されそうですね!!

どうして避妊できるの?

生理周期のどの段階で服用したのかにもよりますが、アフターピルの効果で排卵を抑制したり、遅らせたりすることで妊娠しないようにします。

いつ飲めばいい?

72時間以内に飲まなければなりません。ですが、たとえ72時間以内であっても、時間が経つと避妊の成功率は下がってしまうので、早ければ早いほど良いです。

もし怪しい性交があった日が【排卵日】近くじゃなかったとしても、基礎体温をしっかり毎日つけていて、排卵日を把握できていないのであれば、受診して医師に判断してもらった方が良いでしょう。

どんな種類があるの?費用は?

ヤッペ法ノルレボ法があります。

ヤッぺ法

ホルモン配合剤(卵胞ホルモン+黄体ホルモン)を内服する方法です。

◆費用:6000円前後(自費)
◆服薬の仕方:まず2錠服薬し、12時間後にもう1度2錠服薬します。

ノルレボ法

レボノルゲストレル(黄体ホルモン)を内服する方法です。

◆費用:1万2000円前後(自費)
◆服薬の仕方:1錠飲むだけです。

ヤッぺ法よりもノルレボ法の方が緊急避妊の効果が高く、安全性にも優れていることがわかっています。(WHOの臨床試験結果から)

どうしたら良いかわからない。そんな時は…

【EC・OCコール】というものがあります。
EC=緊急避妊、OC=経口避妊薬 の略称

電話番号 03-3267-1404
繋がる時間 月曜~金曜 10時~16時 ※祝日、年末年始を除く

【日本家族計画協会】の相談員さんが医療機関を探してくれます。相談料は無料ですが、通話料はかかります。

アフターピルの使用後の注意点

アフターピルには、いくつか使用後の注意点があります。とても重要です。

避妊率は100%ではない

たとえ72時間以内に服薬したとしても、100%妊娠を防げるわけではありません。
ですので、
服薬してから3週間後に、必ず【妊娠検査薬】で検査をしてください
そこで「陰性」がでれば、ひと安心です。

妊娠検査薬については、こちらの記事で使い方やタイミングを説明しています。よかったらご覧ください。

 

服薬後の出血について

服薬後(約10日前後と言われていますが、2、3日~3週間後等かなり個人差があります)に生理のような出血がおきることが、避妊成功の合図と言われています。

ですが、服薬時のタイミングなどにより、出血量にかなり個人差があります。

また、不正出血妊娠初期の出血と生理を区別できない場合もあります。

出血があったから安心ではなく、とにかく服薬してから3週間後に必ず【妊娠検査薬】で検査をしましょう。

その後の生理周期について

アフターピルは女性ホルモンなので、服薬により体内のホルモン環境に影響がでます。そのため、生理の周期がアフターピルによりずれる場合があります。

アフターピル服薬後にあった出血に合わせてずれる人もいれば、全く関係ない周期でずれる場合もあります。

副作用は?

“一時的に不正出血、頭痛、吐き気、倦怠感、眠くなるなどの症状がみられることがありますが、まったく起こらない場合もあります。

薬の成分は約1週間で大部分が体外に排出されます。将来、体に影響をおよぼすものではありません。”

一般社団法人 日本家族計画協会 家族計画研究センター所長 北村邦夫監修「きいてきいて!!“みんな”に知ってほしい!緊急避妊のこと」あすか製薬株式会社 p10 8行目~13行目を引用

アフターピルを飲んだ後は、避妊しなくても大丈夫?

服薬したことで、排卵時期が遅くなる可能性があるので、避妊なしの性行為を行えば妊娠の可能性が高くなります。

もしそのような性行為があった場合は、もう1度服薬する必要があります

 

性感染症の可能性

アフターピルでは、性感染症を防ぐことができません。コンドームをつけていなかった、もしくは破けてしまった場合には、性感染症の可能性も出てきます。

お近くの保健所か病院を受診することをお勧めします。

ただこのご時世なので…保健所も機能していないことが多いです。そういった場合に、【自宅でできる検査キットを使う】という方法もあります。保険が効かないので、割高ですが、悲しいことに自覚症状が無ければ、病院での検査も保険が効きません。

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まとめ

●アフターピルは、性交後72時間以内にできる最後の避妊方法。

●72時間以内だとしても、早めに飲んだ方が効果的。

●たとえ72時間以内でも、アフターピルで100%避妊できる訳ではない。飲んでから3週間後以降に「妊娠検査薬」で必ず検査をしよう。

今回の記事で、不安な思いをさせてしまったらすみません。ですが、自分を守るためにも、大事な人を傷つけない・悲しませないためにも、ぜひ知っておいて欲しいのです。。

今回もお読みいただきありがとうございました。